「のぞみ会」は大津市で昭和23年、守田会長が戦争で夫を亡くした子どもを抱えた母たちを集め会を結成されました。続いて滋賀県、全国へと発展していき、学区としても参加するようになり結成から60年以上を越える歴史と実績のある団体として今日に至っております。
結成当初の母子の実態は死別の割合が多かったのですが、現状は別離の割合が多くなっています。 政策で見ると、現在の母子家庭に対する児童扶養手当や無利子の貸付制度等、母子寡婦の福祉施策は全国の母子団体がひとつになり全ての先人達が一生懸命、国に陳情したことによってできた制度です。
当学区の「のぞみ会」では、母子家庭のお母さんたちが集まり、それぞれの情報交換や1年間を通して親子で参加できる下記のような楽しい行事を開催しています。
3月・・・「1年生おめでとうの集い」
5月・・・「母と子のスポーツ大会」
7月・・・「ふれあい広場」(平成24年度は海遊館へ)
8月・・・「大津市夏まつり総おどりに参加」
10月・・・「母子寡婦福祉大会」・「生涯学習フェスティバル参加」
12月・・・「クリスマスの集い」
1月・・・「市長を囲む新年の集い」
その他、学区の行事に参加し社会福祉協議会のふれあい給食にも従事しています。
皆さん、
「まずは興味のある行事に参加してみませんか?」そして「のぞみ会に入会してみてください!」
入会されますと母子寡婦福祉の様々な情報をお届けするとともに、お困りの際はご相談に応じます。また、パソコン講座や2級介護員養成講座等無料で受講することもでき受講後は就労に活かすことも可能です。
のぞみ会は、母子家庭の母と子の幸せを願って"我が幸は我が手で"をモットーに行政、社協の協力のもと地域に根ざした母子福祉地域で理解される母子福祉をめざし頑張っていきたいと思います。
のぞみ会会長 内池 章子